米・サンフランシスコの隣にあるオークランドのウェブメディア「オークランド・ローカル」からメールが届きました。新しい報道プロジェクトのための資金集めに協力してほしいという内容でした。
オークランドの経済状況は近年、悪化の一途をたどっており、経済的に困窮している人々の暮らしは、通常のやり方ではない取引、モノやサービスを交換あるいは分け合うような「アングラ経済」と呼ぶべき経済に存するようになっているそうです。
「オークランド・ローカル」の新しい報道プロジェクトはこの「アングラ経済」の実態に迫ろうとするもので、経済を動かす仕組みを開発しているベンチャー企業やキーパースンらを取材するようです。資金集めはオンラインで既に始まっています。当面、１カ月で５０００ドル以上集めることを目標にしています。
「オークランド・ローカル」はＮＰＯが運営する地域密着型のウェブメディアです。２０１０年１１月に取材して以来、地域とメディアの関係を考える手掛かりにするため「定点観測」中です。今回は「オークランド・ローカル」の共同創設者で発行人のスーザン・マーニットさんからの読者宛てのメールが届いたのでした。
http://oaklandlocal.com/