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未来予測の現場に潜入!/次世代型の地方メディアを考える契機に

縁あって、CROSS株式会社(東京・三木言葉代表取締役)のブログ「eyeOpen Journal」に投稿しました。題して「KDDI×富士通 ビジョン2025策定(公開セッション)リポート」。地方新聞社のような地域に由来するメディアの世界で、中・長期の戦略的な思考を導入したいと考えているみなさんには参考になるかもしれません。関心のある方はこちらをぜひご覧ください。

CROSS社は「イノベーション創造支援」を掲げ、世界市場をターゲットにした事業創造を専門としています。河北新報社のデジタル戦略を担当していた2年前、三木さんにコンサルティングを依頼し、地域SNS「ふらっと」に代わる「河北オンラインコミュニティー」を開発しました。CROSS社は米国の未来予測シンクタンク「Institute For The Future(IFTF)」と提携し、独自の「未来ビジョンプログラム」を開発しています。

「IFTF」には強い関心があり、資料も手に入れてながめたのですが、河北の仕事につなげるには、時間が足りなかったのであきらめました。今回、富士通、KDDI向けの企業イノベーションコンサルティングの一環で公開セッションを行うというので「運営スタッフ」の1人として参加する機会をもらいました。

「門前の小僧」となって「未来ビジョン」の現場を見聞きできた次第です。その結果をブログに投稿しました。あくまで「運営スタッフ」としての記述なので、個人的な感想は抑えましたが、未来ビジョニングの手法や雰囲気は伝わるはずです。

地域に由来するメディアがデジタル社会に追いつくためには、複雑に見える問題群をきっちり仕分けし、的確な戦略を生み出すプロセスが必要です。今後、単なる「門前の小僧」的見聞をさらに深める必要があるので、即断はできませんが、今こそ「未来ビジョニング」のような戦略的手法を通じて、次世代型のメディアの形を追求すること自体が、組織の当事者たる「人」を育てることにつながるようなのです。

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