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地域ニュースと向き合う人たち

「NEWSつくば」。ニュースメディア×NPO的展開の事例。非営利メディアとしての可能性を、地域に根差した形で追求するんでしょう。つくば、土浦両市の地域ニュースをウェブ配信する。メディアを運営するNPOの役員さんに新聞関係者がずらり並んでいるの点がユニークだ。落ち着いたら取材を申し込もう。

「NEWSつくば」には以下のような記述があります。

NEWSつくばは、筑波学院大学を拠点にウェブでニュースを発信するつくば・土浦の地域メディアです。経営難により2017年3月末で休刊となった茨城県南地域唯一の地域紙「常陽新聞」の元記者と市民らが、地域メディアの灯を消してはならないと、非営利組織を立ち上げました。2017年7月27日付で茨城県からNPO法人として認証され、8月2日付で設立しました。
地方の衰退や新聞離れにより、各地で地方紙が廃刊に追い込まれています。米国では、地方紙が廃刊し地域で何が起こっているか報道されなくなったことにより、地域への関心が薄れ、投票率が低下した、高い給料をもらう役人が続出したなどの問題が起こったと指摘されています。こうした状況を打開しようと米国では、記者らが非営利の調査報道機関を設立するなど新しい動きが起こっています。日本国内でも各地でウェブメディアが次々に誕生し、地域メディアは黎明期にあります。私たちも、状況に甘んじるのでなく、新しい地域メディアを創造し、新しい時代を切り開きたいと思っています。

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